法隆寺の玄関にあたる総門です。三間一戸の八脚門(やつあしもん)で現法隆寺建立時には中門前の石段上に立っていたが、寺域の拡大により現在の場所に移されたと言われます。創建時のものは、永享7年(1435)に焼失し、永享10年(1438)に現在の門が再建されました。
(室町時代 国宝)
築地塀は粘土を棒で一層ずつ何層にも突き固める「版築」と呼ばれる工法で作られます。法隆寺では南大門の左右に伸びる大垣と呼ばれる築地塀をはじめ、各塔頭を囲む築地塀などが各々の区域をそれぞれに分けております。
(桃山~江戸時代 重要文化財)